ストレージとはデータを記録、保存する場所のことです。ストレージはPCやスマートフォンなどデバイス内に保存する内部ストレージと、デバイス外に保存するオンラインストレージがあります。

ではストレージがいっぱいとはどういうことなんでしょうか?

この記事のポイント

  • データ容量が満杯になると保存ができません。
  • オンラインストレージを導入する際はセキュリティー面もチェックしましょう。

それでは解説いたします。

オンラインストレージとは

オンラインストレージとはデバイスではなく、オンライン上にあるデータの保存場所のことです。別名、クラウドストレージとも言われています。有名なものだとMicrosoftが提供しているオンラインストレージサービス「Microsoft OneDrive」やGoogleが提供している「Googleドライブ」があります。

オンラインストレージのメリットとしては主に以下のことがあります。

  • 保存したデータをオンライン上で共有できる
  • 運用にコストや手間がかからない
  • オンライン上にデータが保存されているため、災害時に備えたリスクヘッジになる

ストレージがいっぱいとは

ストレージがいっぱいとは『ストレージ内の容量が埋まり、保存ができない』ことです。

オンラインストレージの場合、保存できる容量は平均15Gと言われています。

保存容量を満たすとそれ以上データを保存することはできません。

一般的なオンラインストレージは容量が満杯になる前に警告表示がされます。

そうなった場合、以下の選択肢があります。

  • オンラインストレージを拡張する
  • オンラインストレージを保存しているデータを削除する
  • 新たなオンラインストレージに保存する

法人向けや有料のオンラインストレージサービスだと保存容量も大きく、拡張もできるため、仕事で使うのにはおすすめです。

また、オンラインストレージは使用しているパソコンとの同期も可能です。

しかし同期してしまうと、パソコン内にある内部ストレージの保存容量が埋まる可能性があるため注意しましょう。

まとめ

今回は「オンラインストレージがいっぱいとは?」についてご説明いたしました。

オンラインストレージは内部ストレージに比べて保存容量も大きく、複数人で共有できるなど、さまざまなメリットを兼ね備えています。

しかし共有がしやすいため不正利用や、個人情報漏洩、サーバーダウンといったリスクもあります。

オンラインストレージを導入する際は、容量の大きさだけではなく、セキュリティー面での検討も必要です。またアクセス権限の設定やパスワードの管理なども徹底して行いましょう。